活動報告(2021/10/09)

伊達ルネッサンス塾 第7期/第4回セミナーレポート「アクションを起こそう」


10月9日(土)に開催した第4回セミナーの舞台は角田市。

第3回同様、午前中にフィールドワークを行い、午後に本編のセミナーを行いました。

今回は塾生4名が参加。

これまで考えてきたことを土台に、どんなアクションを起こすかを考えたり、あるいは起こしたかを

共有したうえでアドバイスを受け、プロジェクトをさらに深めていきます。


■想いを伝えることで、次の道が生まれる

午前中のフィールドワークは角田市中心部にて。

本来ならば野外音楽フェス「ROW八MON(ろうはもん)」の舞台、角田市八幡神社にも行く予定でしたが、あいにくの天気のため「空白実習室」でまとめてお話を伺いました。


この2つの出発点ともなった「かくだもうそうかいぎ」は、佐藤克宏さんが角田にUターンした時に、知り合いを増やして何か面白いことをやりたいという想いで始めました。

そして、「かいぎ」の何回目かで佐藤太一さんが参加したそうです。

「もうそう」という言葉の通り、「角田でこんなことできたらいいよね~」を毎回話しつつ、

できることから取り組んできましたが、その中のひとつ「角田で音楽フェスしたいよね~」が

ひょんなことから野外音楽フェス「ROW八MON」として実現。

多くの仲間を巻き込んで、これまで3回開催しました。



「空白実習室」は、太一さんがお金をかけずに時間をかけて、古い空き店舗をリノベーションしてできたスペースです。 人の集まる場として、あるいは小さなイベントの場として、一昨年くらいから時々稼働していますが、コロナ禍が落ち着いてきたところでまた動けたらと考えているそうです。

この2つに共通することとしては、「想いを口に出してみる」「あるものを見つけていく、ないものはつくっていく」でしょうか。 塾生にも、アクションのヒントになったことと思います。


★かくだもうそうかいぎ

https://kakudamousoukaigi.mystrikingly.com/

★ROW八MON(Facebook ページ)

https://www.facebook.com/row8mon/

★空白実習室(Facebook ページ)

https://www.facebook.com/alt.kuhaku

★伊達ルネ塾・「かくだもうそうかいぎ」がゲスト参加した回のレポート(2015.4)

https://note.com/yomoyamacompany/n/n2f819daa0631


■「自分の想い」と「誰かのために」

午後のセミナーは西根地区に移動して、西根6区公民館で開催。 冒頭、今回の会場使用でお世話になった佐藤正友さんの案内で、近隣の山を少し歩きました。


林業のこと、木の種類のことなどお聞きしながら歩いていきましたが、山の中に入るにつれ、 何か癒される感じがしました。 次はぜひ、晴れている時に歩いてみたいです。


ちなみに、正友さんにはこれまでも伊達ルネ塾でお世話になっています。 詳細はこちらをご覧ください。

https://note.com/yomoyamacompany/n/n98439a7b6c0a(2017.11)

https://note.com/yomoyamacompany/n/n53dd23beb2e3(2019.9)



公民館に戻ってあらためてのチェックインののち、まずは塾生からプロジェクトの発表です。

個々の詳細は省きますが、共通する点としては

・塾生それぞれ、大小を問わず何らかのアクションを起こしている

・「自分の想い」を大切にしている

・自分がアクションを起こすことで、誰かのためになろうとしている

などが挙げられます。

また、今回から次回にかけては、先行く実践者へのインタビューが宿題になっているのですが、 塾生それぞれのプロジェクト内容や今の状況を踏まえて、「こんな方に、こんな話を聞いてみたい」 を考えていました。 そして、すでにインタビューを終えた塾生もいて、その動き、素晴らしいなあと思いました。


■若者が関わりたくなる地域・企業づくりを目指して

そして後半は、今回のゲスト・渡辺一馬さん(一般社団法人ワカツク代表理事)のお話です。

一馬さんと伊達ルネ塾との関わりは案外古く、先にも話題が出たインタビューの宿題で1期生から 依頼があったのが最初だそうです。



一般社団法人ワカツクは、東北の企業と学生とをボランティア、インターンでつなげる事業や、 学生団体の活動の発表の場「仙台若者アワード」(ゆくゆくは宮城、東北と広げていきたいと考えて いるそう)などを行っています。 このような取り組みをしている理由としては、地域への若者の定着が課題であり、多くの地域では 若者の関わりしろがなかったり、若者に関わってもらいたいという想いが薄いととらえているからだそうです。

実際ある調査では、卒業後に仙台・宮城に残りたいと考えている学生が57%いるのに対し、残ったのは40%台にとどまっています。 女川町や南相馬市小高区のように若者が集まっている地域もあることから、若者だけでなく地域・企業が変わるようにプロデュースしていく必要があるとも考え、取り組んでいるとのことです。

また、インターン事業においては失敗できる場面をあえてつくることを通してアクションを促し、自分で考えて自分で動ける人を増やすことを考えています。 この点に関しては、一馬さんご自身が宮城大学の1期生として何もない所から活動を始めたこと、また当時の学長に言われた「自ら、課題を解決せよ」という言葉も例として挙げていただきました。

昨年度からは「せんだい・みやぎソーシャルハブ」が始まり、情報交換から授業のオンライン化などで身近に相談できる人がいないことにより「声があげられない若者」が多くなっているという課題が浮き彫りになりました。 そこから学生団体「はぐね」の活動が生まれ、その活動支援にもあたっているそうです。


一馬さんが「つくりたい未来」として挙げた「困ったことがあっても困らない東北」「応援しあう東北」。 規模感は違うかもしれませんが、塾生のプロジェクトにもリンクしそうな言葉だと感じました。


★一般社団法人ワカツク

http://www.wakatsuku.jp/

★せんだい・みやぎソーシャルハブ(Facebookグループ)

https://www.facebook.com/groups/1177363749292548

★学生団体「はぐね」

 https://www.hagune.net/



最後に、一馬さんのお話の内容で印象的だったことや共感した部分の共有と、今後のプロジェクトに関するグループトークをして、セミナーは終了となりました。

次回第5回セミナーは11月20日(土)開催。12月の発表会に向けて、通常のセミナーは最終となります。どのように塾生プロジェクトがふくらんでくるか、毎度ながら楽しみです。



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